早いですね。もう1月も終わますね。
私は先週、ロンングラン(LSD)のトレーニング日に、久々の羽田空港往復32km(=20マイル)走をしました!
ここ半年の最長距離はだいたいハーフマラソンの22km前後だったので、30km超えはほぼ半年ぶりでした。
やっぱりマラソントレーニングは30kmを越してからが真価を問われますね。。。
こんにちは。
ランナーズニーを克服して、フルマラソンを完走するピークパフォーマンス栄養学男の海老原です。
ありがたいことにと言っていいか、非常に微妙なのですが、1月に入ってから「ランナーズニー克服法」のダウンロードが止まりません!
ダウンロードされる方のだいたい7割ぐらいの方がコメントをつけてくださるのですが、そのほとんどの方から「とりあえずランナーズニーが発症して困っていた距離を発症せずに通過できた!」という報告をいただいています。
いつもながら、このレポートを発行してよかった!
と思う瞬間です。
ランナーズニーって一口に言いますが、皆さんからいただくコメントをみていると発症地点は様々です。20km地点という方もいらっしゃれば、4kmで発症してニッチもサッチも行かない!という方まで様々なんですよね。
そんな、みなさんとの対応をしつつ、私は冒頭の通り久々の32kmランをしたり、昨日は22kmランをしたり・・・。
いったい何が違うんだろうと考えながら走っていました。
ランナーズニーになりたくなかったら食事も変えよう!
ランナーズニーに悩まされていた頃の私と、久々の30kmでもランナーズニーの心配がない今の私を比べた場合の違いを考えました。
大きな違いは次の3つです。
- 皆さんもご覧頂いたであろう「ランナーズニー克服法レポート」で示したランニングフォームを実直に守っていること。
- トレーニングメニューは「ランコーチ」に100%従っていること。
- 「超人栄養学」という日本ではあまり紹介されていないアスリートのための食事法を続けていること。
今日はその中でも、3番目の「食事法」についてちょっと書きたいと思います。(1番目、2番目については追伸にまとめておきます)
前回の記事でお伝えした通り、現在、管理栄養士の穴山さんのご協力を得て、「ピークパフォーマンス栄養学」のご紹介を開始しています。
>>ピークパフォーマンス栄養学のホームページはこちらをクリック<<
「ピークパフォーマンス栄養学」というのは、私がこのブログなどで「超人栄養学」と称していたものを、管理栄養士というプロの目線で組み立て直してもらったものなのですが、その出発点の一つにマフェトン理論があります。
実は、ピークパフォーマンス栄養学の講座の中身を作成していて、幾つか記憶があやふやだったことが出てきたので、この2週間ほど暇をみてはマフェトン理論について再確認をしていました。
そして、ついに見つけたんです!
食事とパフォーマンスの決定的な記述を。
マフェトン理論
マフェトン理論とは、2002年ごろトライアスロン業界(?)を起点に広まった、マラソン、水泳、自転車など有酸素運動で特に威力を発揮するためのトレーニング法です。
有酸素運動において、ケガをせず最後までパフォーマンスを出すことができるか?ということを突き詰めた結果、編み出された理論です。
私がここ1年ほど、マラソン関係の雑誌を立ち読みしていても全然出てこないので、今でも知っているのはトライアスロンをしている人だけかもしれません。
マフェトン理論の具体的な方策は、「たんぱく質を起点にする食事法」と「心拍数を意識するトレーニング法」の2本立てによって、トライアスロンのような強烈な運動(有酸素運動)を長時間しても、最後までパフォーマンスが落ちない肉体を作るための、あれやこれやです。
マフェトン理論は奥が深いので、記事を改めようと思いますが、簡単にポイントを紹介すると、マフェトン理論に従うと、有酸素運動で活躍する遅筋や運動神経が鍛えられます。
この運動神経が鍛えられると骨格を支える遅筋が発達し、遅筋の発達によってさらにその能力を発揮する無酸素運動で活躍する速筋も発達することになり、自己ベストの更新/完走タイムの短縮などの成果を導き出すことが安定的に可能になります。
でも、ここで問題となるのが血糖値の上下動。
血糖値の上下動を司るインスリンが稼働すると、体の骨格や筋肉バランスを良くする遅筋の発達に必要な「運動神経の発達」が妨げられてしまいます。
みなさんご存知の通り、血糖値の上下動に直接影響するのが炭水化物。ですから、炭水化物の摂取量をコントロールするということが成果を出すための必須条件になるわけです。
ランナーズニーになりたくなかったら「ピークパフォーマンス栄養学」
なんだか難しい話になりましたが、結論です
- マフェトン理論に従うと、遅筋を主体とする有酸素運動(エアロビック)の運動神経系が鍛えられ、ランナーズニーが発症しにくくなる
- ランコーチのトレーニング理論のベースとマフェトン理論はかなり重なっている
- そして、それを実践している私は、ランナーズニーを発症していない
ということで、やっぱりピークパフォーマンス栄養学を実行すると、ランナーズニーの予防になるということがわかりました。
ということで、ランナーズニーになりたくなかったら「ピークパフォーマンス栄養学」!(笑)
ということで、今回は一旦締めたいと思います。
ピークパフォーマンス栄養学、現在、概要を伝える予告編を公開していますが、そろそろ管理栄養士の穴山さんの本プログラムの募集を開始しようと思います。
それまでの間、「ピークパフォーマンス栄養学」について語る穴山さんの説明(5分前後の動画が4本)をチェックしておいてください。
■ピークパフォーマンス栄養学(http://chojin-eiyogaku.com/)
それではまた!
追伸:1番目の「ランナーズニー克服法レポート」は、無料ダウンロードできる私オリジナルのPDFレポートと、さらに私の補足解説音声も追加で送っておりますので、この点につきましては、ランナーズニーを克服されたい方に貢献できているのではないかと思っています。
>>450人以上の人に利用いただいている、「ランナーズニー克服法レポート(無料)」の入手はこちらをクリック<<
2番目の「ランコーチ」については、有料(月10ドル=約1200円前後)ということ、画面が英語ということ、そして私がその良さを説明しきれていない努力不足などがあり、無料レポートほどのご利用者はいないのですが、インターネットでどなたでもご利用いただける状況にありますので、ご興味ある方はいつでも利用開始できます。
ランコーチは開始時にシステムの初期設定が必要です。
英語に問題のない方は、画面の流れに沿っていけば30分程度で利用開始可能です。
英語に不安、面倒くさいという方は、私が代わりに登録作業をいたしますので、ご連絡いただければと思います。